第19章:助動詞を学ぶ①

助動詞は、英語の文法において非常に重要な役割を果たします。

主動詞の前に置かれることで、動詞の意味に追加の情報を付加し、文の意味を細かく調整することができます。

助動詞は、可能性、義務、意図、許可、推量、依頼など、様々なニュアンスを表現するために使われます。

この章では、各助動詞の基本的な使い方とそのニュアンスを詳しく解説し、実際の例文を通じて理解を深めていきます。

助動詞の使い方をマスターすることで、より自然で正確な英語表現が可能となり、コミュニケーション力が一層向上することでしょう。

当サイトではEverGreenに準拠して記事を作成しております。

助動詞とは?

助動詞(auxiliary verbsまたはmodals)は、主動詞の前に置かれて動詞の意味を補助し、文に追加の意味やニュアンスを付け加える役割を果たします。

助動詞は動詞の時間・可能性・義務・許可・意図・推量など、さまざまな意味合いを表現するために使われます。

なぜ助動詞があるのか?

助動詞が存在する理由は、英語での表現力を豊かにするためです。

主動詞だけでは表現しきれない意味やニュアンスを助動詞が補完することで、より正確で微妙な意味を伝えることができるようになります。

例文

  • I go to the gym.(私はジムに行く。)
    • これは単なる事実を述べている文です。
  • I can go to the gym.(私はジムに行くことができる。)
    • 助動詞「can」が動詞「go」の前に置かれることで、「行くことができる」という可能性を示しています。
  • I must go to the gym.(私はジムに行かなければならない。)
    • 助動詞「must」が動詞「go」の前に置かれることで、「行かなければならない」という義務を示しています。

助動詞の使い分けについて

じつは、助動詞には1つ1つ基本イメージというものがあり、そこからさまざまな意味が生まれています。

そのため、1つ1つイメージがあるためお互いに「縄張り」があるため、似たような表現が複数ある場合は使い分ける必要があります。

たとえば自宅に遊びに来た友達が帰宅した場合を考えてみよう。

例文

  • My friend should be home in the afternoon.

    • 午後には私の友達は帰宅しているだろう。
  • My friend must be home in the afternoon.
    • 午後には私の友達は帰宅しているにちがいない。

いずれの文章も帰宅したことを表現しているが、前者は「帰宅してるんだろうなぁ」という含みがあり、後者は「間違いなく帰宅している」ということを伝えています。

このように場面や意味に応じた使い分けを確認する必要があるのが助動詞です。

いかでは助動詞の種類について解説していきます。

助動詞:Can

Can は、英語の助動詞の一つで、主に現在の能力、許可、可能性を表現するために使われます。

非常に汎用性が高く、日常会話で頻繁に使用されます。

基本的な構造は 主語 + can + 動詞の原形 で表現されます。

Canが表現できる意味

  • 能力: 現在の何かをする能力やスキルがあることを示します。
  • 許可: 何かをすることが許されるかどうかを示します。
  • 可能性: 何かが起こる可能性があることを示します。

Canの使い方

肯定文での使い方

Can を使った肯定文は、現在の能力、許可、可能性を示す場合に使用されます。

例文

  • She can swim.(彼女は泳げる。)
    • 能力を示しています。
  • You can leave early today.(今日は早く帰ってもいいですよ。)
    • 許可を示しています。
  • It can get very hot in the summer.(夏はとても暑くなることがある。)
    • 可能性を示しています。

否定文での使い方

Can の否定形は cannot または縮約形の can’t で表現されます。

何かができない、許されないことを示します。

例文

  • I can’t swim.(私は泳げない。)
    • 能力の否定を示しています。
  • You can’t use my computer.(私のコンピュータを使ってはいけません。)
    • 許可の否定を示しています。
  • He can’t come to the party.(彼はパーティーに来られない。)
    • 可能性の否定を示しています。
  • This can’t be true.(これは本当のはずがない。)
    • 可能性の否定を示しています。

疑問文での使い方

Can を使った疑問文は許可を求めたり、能力を尋ねたりする場合に使用されます。

例文

  • Q: Can I leave now?(今出てもいいですか?)
    • A: Yes, you can.(はい、いいですよ。)
    • A: Sure, go ahead.(もちろん、どうぞ。)
  • Q: Can you help me with this?(これを手伝ってくれますか?)
    • A: Sure, I can help.(もちろん、手伝います。)
    • A: Yes, I’d be happy to help.(はい、喜んで手伝います。)
  • Q: Can she play the violin?(彼女はバイオリンを弾けますか?)
    • A: Yes, she can.(はい、彼女は弾けます。)
    • A: No, she can’t.(いいえ、彼女は弾けません。)
  • Q: Can it be true?(それは本当の可能性がありますか?)
    • A: Yes, it can.(はい、可能性があります。)
    • A: No, it can’t.(いいえ、可能性はありません。)

Canを使った慣用表現

例文

  • Can you believe it?: 信じられますか?
    • Can you believe it? We won the game!(信じられますか?私たちが試合に勝ちましたよ!)
  • Can’t help: ~せざるを得ない
    • I can’t help but laugh.(笑わずにはいられない。)
  • Can do: できる
    • I have a can-do attitude.(私は何事にもできるという姿勢を持っている。)
  • Can of worms: 厄介な問題
    • This issue is a real can of worms.(この問題は本当に厄介だ。)
  • Can do without: ~なしで済む
    • I can do without the drama.(ドラマはなしでいい。)

助動詞:Could

Could は英語の助動詞の一つで、主に過去の能力や、丁寧な依頼、控えめな可能性を表現するために使われます。

can の過去形として使われることが多いですが、異なるニュアンスを持つことがあります。

また、could は丁寧な依頼や控えめな可能性を示す場合にも使われます。

基本的な構造は 主語 + could + 動詞の原形 で表現されます。

Couldが表現できる意味

  • 過去の能力: 過去に何かをする能力があったことを示します。
  • 丁寧な依頼: 依頼やお願いをする際に、より丁寧な表現として使われます。
  • 控えめな可能性: 何かが起こる可能性が低いことや、控えめな推量を示します。

Couldの使い方

Couldで丁寧な依頼を行う場合は、必ず疑問文にして使いますので注意が必要です。

肯定文での使い方

Could を使った肯定文は、過去の能力や控えめな可能性を示す場合に使用されます。

例文

  • He could run fast when he was young.(彼は若い頃速く走ることができた。)
    • 過去の能力を示しています。
  • It could rain later.(後で雨が降るかもしれない。)
    • 控えめな可能性を示しています。
  • She could swim when she was four.(彼女は4歳の時に泳げた。)
    • 過去の能力を示しています。
  • This could be the solution to our problem.(これが私たちの問題の解決策かもしれない。)
    • 控えめな可能性を示しています。

否定文での使い方

Could の否定形は could not または縮約形の couldn’t で表現されます。過去に何かをすることができなかったことや、可能性が低いことを示します。

例文

  • He couldn’t solve the problem.(彼はその問題を解決できなかった。)
    • 過去の能力の否定を示しています。
  • It couldn’t have been true.(それは真実であるはずがない。)
    • 可能性の否定を示しています。
  • She couldn’t find her keys.(彼女は鍵を見つけることができなかった。)
    • 過去の能力の否定を示しています。
  • This couldn’t be the right answer.(これが正しい答えのはずがない。)
    • 可能性の否定を示しています。

疑問文での使い方

Could を使った疑問文は、丁寧な依頼や控えめな可能性を示す場合に使用されます。

例文

  • Q: Could you pass me the salt?(塩を取っていただけますか?)
    • A: Yes, here you go.(はい、どうぞ。)
    • A: Sure, no problem.(もちろん、問題ありません。)
  • Q: Could it be true?(それは本当かもしれないのですか?)
    • A: Yes, it’s possible.(はい、可能性はあります。)
    • A: No, it seems unlikely.(いいえ、可能性は低いです。)
  • Q: Could you help me with this task?(この作業を手伝っていただけますか?)
    • A: Sure, I’d be happy to help.(もちろん、喜んで手伝います。)
    • A: Yes, what do you need?(はい、何が必要ですか?)
  • Q: Could this be the reason for the delay?(これが遅延の理由かもしれませんか?)
    • A: Yes, it could be.(はい、そうかもしれません。)
    • A: No, there might be other reasons.(いいえ、他の理由かもしれません。)

Couldを使った慣用表現

例文

  • I could use: ~が欲しい、~が必要だ
    • I could use some help.(手伝いが欲しい。)
  • Couldn’t have been better: これ以上良くなかった(最高だった)
    • The vacation couldn’t have been better.(休暇は最高だった。)
  • How could you?: よくもそんなことができたね(驚きや非難を表す)
    • How could you say that?(よくもそんなことが言えたね。)
  • I could do with: ~があるといいなあ
    • I could do with a cup of tea right now.(今、紅茶が飲みたいなあ。)
  • Could it be: ~かもしれない
    • Could it be that he’s late?(彼が遅れているかもしれないのですか?)

準助動詞:be able to

be able to は、英語のフレーズで、主に能力や可能性を表現するために使われます。

cancould と似た意味を持ちますが、特定の状況や時制に関する細かい違いがあり、特に助動詞の限界を補うために使われます。

また、過去、現在、未来の特定の状況における能力を強調するためにも使われます。

基本的な構造は 主語 + be 動詞(am/is/are/was/were)+ able to + 動詞の原形 で表現されます。

be able toが表現できる意味

  • 能力: 何かをする能力やスキルがあることを示します。
  • 可能性: 何かが起こる可能性があることを示します。

be able toの使い方

肯定文での使い方

be able to を使った肯定文は、現在、過去、未来の能力や可能性を示す場合に使用されます。

例文

  • She is able to swim.(彼女は泳げる。)
    • 現在の能力を示しています。
  • They were able to solve the problem.(彼らはその問題を解決できた。)
    • 過去の能力を示しています。
  • He will be able to attend the meeting.(彼は会議に出席できるだろう。)
    • 未来の能力を示しています。
  • We are able to finish the project on time.(私たちはプロジェクトを時間通りに終えることができる。)
    • 現在の可能性を示しています。

否定文での使い方

be able to の否定形は not be able to で表現されます。

何かができない、許されないことを示します。

例文

  • I am not able to swim.(私は泳げない。)
    • 現在の能力の否定を示しています。
  • They were not able to solve the problem.(彼らはその問題を解決できなかった。)
    • 過去の能力の否定を示しています。
  • He will not be able to attend the meeting.(彼は会議に出席できないだろう。)
    • 未来の能力の否定を示しています。
  • We are not able to finish the project on time.(私たちはプロジェクトを時間通りに終えることができない。)
    • 現在の可能性の否定を示しています。

疑問文での使い方

be able to を使った疑問文は、許可を求めたり、能力を尋ねたりする場合に使用されます。

例文

  • Q: Are you able to leave now?(今出てもいいですか?)
    • A: Yes, I am.(はい、大丈夫です。)
    • A: No, I am not.(いいえ、まだです。)
  • Q: Were they able to solve the problem?(彼らはその問題を解決できましたか?)
    • A: Yes, they were.(はい、できました。)
    • A: No, they weren’t.(いいえ、できませんでした。)
  • Q: Will he be able to attend the meeting?(彼は会議に出席できますか?)
    • A: Yes, he will.(はい、できます。)
    • A: No, he won’t.(いいえ、できません。)
  • Q: Are we able to finish the project on time?(私たちはプロジェクトを時間通りに終えられますか?)
    • A: Yes, we are.(はい、できます。)
    • A: No, we aren’t.(いいえ、できません。)

be able toを使った慣用表現

例文

  • be able to manage: 何とかする、どうにかする
    • He is able to manage the situation.(彼はその状況をどうにかすることができる。)
  • be able to cope: 対処する
    • She is able to cope with stress.(彼女はストレスに対処することができる。)
  • be able to afford: 余裕がある
    • We are able to afford a new car.(私たちは新しい車を買う余裕がある。)
  • be able to handle: 処理する、対応する
    • They are able to handle the workload.(彼らは仕事量を処理できる。)
  • be able to adapt: 適応する
    • You are able to adapt to new environments.(あなたは新しい環境に適応できる。)

can / could と be able to の使い分け

能力や可能性を表す助動詞には、主に cancould、および be able to があります。

これらの助動詞は、何かをする能力や、何かが起こる可能性を示すために使われます。

それぞれの助動詞には、特定の状況に適した使い方があります。

現在の能力

can は現在の一般的な能力を示しますが、be able to も同じ意味で使えます。

例文

  • She can swim.(彼女は泳げる。)
  • She is able to swim.(彼女は泳ぐことができる。)

過去の特定の状況

過去の特定の状況における能力を示す場合、be able to がよく使われます。could は特定の状況よりも、過去の一般的な能力を示す場合に使われます。

例文

  • He could swim when he was a child.(彼は子供の頃泳げた。)
    • 一般的な過去の能力。
  • He was able to swim across the river despite the strong current.(強い流れにもかかわらず、彼は川を泳いで渡ることができた。)
    • 特定の状況での能力。

未来の能力

未来の能力を示す場合、will be able to が使われます。can は未来の能力を示すのに適していません。

例文

  • They will be able to attend the meeting.(彼らは会議に出席することができるだろう。)
  • She will be able to travel alone next year.(彼女は来年一人で旅行できるだろう。)

助動詞:May

May は、英語の助動詞の一つで、主に許可や可能性、推量を表現するために使われます。

May は、特にフォーマルな状況や丁寧な表現としてよく使われます。

基本的な構造は 主語 + may + 動詞の原形 で表現されます。

Mayが表現できる意味

  • 許可: 何かをすることが許されるかどうかを示します。
  • 可能性: 何かが起こる可能性があることを示します。
  • 推量: 何かが起こるかもしれないという推測を示します。

Mayの使い方

肯定文での使い方

May を使った肯定文は、許可や可能性、推量を示す場合に使用されます。

例文

  • You may leave now.(今出てもよいです。)
    • 許可を示しています。
  • It may rain tomorrow.(明日は雨が降るかもしれない。)
    • 可能性を示しています。
  • She may be at home.(彼女は家にいるかもしれない。)
    • 推量を示しています。
  • You may use my phone.(私の電話を使ってもよいです。)
    • 許可を示しています。
  • He may know the answer.(彼は答えを知っているかもしれない。)
    • 推量を示しています。

否定文での使い方

May の否定形は may not で表現されます。

何かが許されない、可能性が低いことを示します。

例文

  • You may not leave the room.(部屋を出てはいけません。)
    • 許可の否定を示しています。
  • It may not rain tomorrow.(明日は雨が降らないかもしれない。)
    • 可能性の否定を示しています。
  • She may not be at home.(彼女は家にいないかもしれない。)
    • 推量の否定を示しています。
  • You may not use my phone.(私の電話を使ってはいけません。)
    • 許可の否定を示しています。
  • He may not know the answer.(彼は答えを知らないかもしれない。)
    • 推量の否定を示しています。

疑問文での使い方

May を使った疑問文は、許可を求めたり、推量を尋ねたりする場合に使用されます。

例文

  • Q: May I leave now?(今出てもよいですか?)
    • A: Yes, you may.(はい、出てもよいです。)
    • A: No, you may not.(いいえ、出てはいけません。)
  • Q: May I use your phone?(あなたの電話を使ってもよいですか?)
    • A: Yes, you may.(はい、使ってもよいです。)
    • A: No, you may not.(いいえ、使ってはいけません。)
  • Q: May I ask a question?(質問してもよいですか?)
    • A: Yes, you may.(はい、どうぞ。)
    • A: No, you may not.(いいえ、質問してはいけません。)
  • Q: May it rain tomorrow?(明日は雨が降るかもしれませんか?)
    • A: Yes, it may.(はい、降るかもしれません。)
    • A: No, it may not.(いいえ、降らないかもしれません。)

Mayを使った慣用表現

例文

  • May I help you?: お手伝いしましょうか?
    • May I help you with your bags?(バッグをお持ちしましょうか?)
  • May as well: ~してもよい
    • We may as well go now.(今行ってもよい。)
  • Be that as it may: たとえそうだとしても
    • Be that as it may, we still need to finish the project.(たとえそうだとしても、プロジェクトを終える必要がある。)
  • Come what may: 何が起ころうとも
    • Come what may, we will stand by you.(何が起ころうとも、私たちはあなたを支えます。)
  • May you: ~でありますように
    • May you have a wonderful day!(素晴らしい一日でありますように!)

助動詞:Might

Might は、英語の助動詞の一つで、主に控えめな可能性や推量を表現するために使われます。

May の控えめな形としても使用されますが、より慎重な予測を示すことが多いです。

基本的な構造は 主語 + might + 動詞の原形 で表現されます。

Mightが表現できる意味

  • 可能性: 何かが起こる可能性が低いことを示します。
  • 推量: 何かが起こるかもしれないという慎重な推測を示します。

Mightの使い方

肯定文での使い方

Might を使った肯定文は、可能性や推量を示す場合に使用されます。

例文

  • It might rain tomorrow.(明日は雨が降るかもしれない。)
    • 可能性を示しています。
  • She might come to the party.(彼女はパーティーに来るかもしれない。)
    • 推量を示しています。
  • This might be a good solution.(これが良い解決策かもしれない。)
    • 可能性を示しています。

否定文での使い方

Might の否定形は might not で表現されます。何かが起こらない、可能性が低いことを示します。

例文

  • It might not rain tomorrow.(明日は雨が降らないかもしれない。)
    • 可能性の否定を示しています。
  • She might not come to the party.(彼女はパーティーに来ないかもしれない。)
    • 推量の否定を示しています。
  • This might not be a good solution.(これが良い解決策ではないかもしれない。)
    • 可能性の否定を示しています。

疑問文での使い方

Might を使った疑問文は、可能性や推量を尋ねる場合に使用されます。

例文

  • Q: Might it rain tomorrow?(明日は雨が降るかもしれませんか?)
    • A: Yes, it might.(はい、降るかもしれません。)
    • A: No, it might not.(いいえ、降らないかもしれません。)
  • Q: Might she come to the party?(彼女はパーティーに来るかもしれませんか?)
    • A: Yes, she might.(はい、来るかもしれません。)
    • A: No, she might not.(いいえ、来ないかもしれません。)
  • Q: Might this be a good solution?(これが良い解決策かもしれませんか?)
    • A: Yes, it might.(はい、そうかもしれません。)
    • A: No, it might not.(いいえ、そうではないかもしれません。)
  • Q: Might he know the answer?(彼は答えを知っているかもしれませんか?)
    • A: Yes, he might.(はい、知っているかもしれません。)
    • A: No, he might not.(いいえ、知らないかもしれません。)

Mightを使った慣用表現

例文

  • Might as well: ~してもよい
    • We might as well go now.(今行ってもよい。)
  • Might just as well: ~しても同じことだ
    • You might just as well stay home.(家にいても同じことだ。)
  • Might possibly: ひょっとすると~かもしれない
    • She might possibly know the truth.(彼女はひょっとすると真実を知っているかもしれない。)
  • Come what might: 何が起ころうとも
    • Come what might, we will stand by you.(何が起ころうとも、私たちはあなたを支えます。)
  • Might well: 十分に~するかもしれない
    • He might well be the best candidate.(彼が最適な候補者である可能性が十分にある。)

許可や依頼を表すCanやMayの使い分け

1. カジュアルな状況

can は、日常会話やカジュアルな状況で使われます。

例文

  • Q: Can I use your phone?(あなたの電話を使ってもいいですか?)
    • A: Yes, you can.(はい、使っていいですよ。)
    • A: Sure, go ahead.(もちろん、どうぞ。)
  • Q: Can you help me with this?(これを手伝ってもらえますか?)
    • A: Sure, I can help.(もちろん、手伝います。)
    • A: Yes, I’d be happy to help.(はい、喜んで手伝います。)

2. 丁寧な表現

could は、より丁寧な依頼や控えめな許可を求める際に使われます。

例文

  • Q: Could I leave early today?(今日は早く帰ってもいいですか?)
    • A: Yes, you could.(はい、早く帰ってもいいですよ。)
    • A: Yes, that would be fine.(はい、それで大丈夫です。)
  • Q: Could you pass me the salt?(塩を取っていただけますか?)
    • A: Certainly, here you go.(もちろん、どうぞ。)
    • A: Sure, here it is.(もちろん、どうぞ。)

3. フォーマルな状況

may は、フォーマルな状況で許可を求めたり与えたりする際に使われます。

例文

  • Q: May I come in?(入ってもいいですか?)
    • A: Yes, you may.(はい、どうぞ。)
    • A: Certainly, please come in.(もちろん、どうぞお入りください。)
  • You may leave when you are finished.(終わったら帰ってもよい。)

4. 控えめな表現

might は、控えめな許可や依頼を表現するために使われます。

例文

  • Q: Might I ask you a question?(質問してもよろしいですか?)
    • A: Yes, you might.(はい、どうぞ。)
    • A: Certainly, go ahead.(もちろん、どうぞ。)
  • Q: Might you help me with this project?(このプロジェクトを手伝っていただけますか?)
    • A: Yes, I might.(はい、手伝えます。)
    • A: Sure, I’d be happy to help.(もちろん、喜んで手伝います。)

続きます

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